日本歴史地名大系 「弥助新田」の解説 弥助新田やすけしんでん 静岡県:浜松市旧長上郡・豊田郡地区弥助新田[現在地名]浜松市三新町(さんしんちよう)芋瀬(いもせ)村の南、天竜川河口右岸に位置。豊田郡に属する。元文五年(一七四〇)川越島(かわごえじま)村、掛塚(かけつか)村・川袋(かわぶくろ)村(現竜洋町)および長十郎(ちようじゆうろう)新田村が、萱野(かやの)新田・向(むかい)新田(掛塚向新田)に対し古川新田(古川寄合新田)地続き地の開発を願出ている(松山家文書)。これを受け、延享元年(一七四四)川越島村の弥助によって開発されたとみられる(同文書)。天保郷帳では高四二石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by