弥助新田(読み)やすけしんでん

日本歴史地名大系 「弥助新田」の解説

弥助新田
やすけしんでん

[現在地名]浜松市三新町さんしんちよう

芋瀬いもせ村の南、天竜川河口右岸に位置。豊田郡に属する。元文五年(一七四〇)川越島かわごえじま村、掛塚かけつか村・川袋かわぶくろ(現竜洋町)および長十郎ちようじゆうろう新田村が、萱野かやの新田・むかい新田(掛塚向新田)に対し古川新田(古川寄合新田)地続き地の開発を願出ている(松山家文書)。これを受け、延享元年(一七四四)川越島村の弥助によって開発されたとみられる(同文書)。天保郷帳では高四二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android