弥左衛門新田(読み)やざえもんしんでん

日本歴史地名大系 「弥左衛門新田」の解説

弥左衛門新田
やざえもんしんでん

[現在地名]藤枝市弥左衛門・高洲たかす大洲おおす一―五丁目・高岡たかおか四丁目・大東町だいとうちよう泉町いずみちよう

忠兵衛ちゆうべえ新田の東に位置し、土瑞どずい村を挟んで村は東西に分れている。北部を栃山とちやま川が東流し、志太しだ郡に属する。前島まえじま村の大石弥左衛門が当地に移住して開墾したのが始まりという(志太郡誌)。慶安二年(一六四九)の駿河国高付(志太郡誌)に弥左衛門新田とみえ、田方八四石余・畑方三四石余、ほかに同所新田として田方六四石余・畑方一三石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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