張筵(読み)はりむしろ

精選版 日本国語大辞典 「張筵」の意味・読み・例文・類語

はり‐むしろ【張筵】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 雨や雪の際、牛車にそそぐ雨や雪を防ぐために、車の箱をおおう筵。
    1. [初出の実例]「雨降らぬ日、はりむしろしたる車」(出典:枕草子(10C終)一二二)
  3. 臨時の障屏具。内外を遮断したり日除けにするために張り設けた筵の壁代(かべしろ)
    1. [初出の実例]「三府佐着床子張筵」(出典西宮記(969頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む