強清水村(読み)こわしみずむら

日本歴史地名大系 「強清水村」の解説

強清水村
こわしみずむら

[現在地名]小木町強清水

犬神平いぬかみだいら村の東、東に宿根木しゆくねぎ村が続く。南は海に面し、北の背後山地。弘安八年(一二八五)六月一日の佐渡守護北条宣時下知状(河崎村史料編年志)によると、「強清水」は「宿禰宜内」とする本間重久と「木浦内」とする舎兄宣定との間で相論があった。ただし同史料は検討を要する。貞享三年(一六八六)の言上書(本間三郎左衛門家文書)によると、当村は吉岡殿の本領に属し、宿根木村・沢崎さわさき村との山境もはっきりしていると述べている。

慶長一一年(一六〇六)のかい役請取書(本間三郎左衛門家文書)によると猟舟持が一三人いる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む