デジタル大辞泉
「弾丸列車」の意味・読み・例文・類語
だんがん‐れっしゃ〔ダングワン‐〕【弾丸列車】
弾丸のように速い列車の意。昭和13年(1938)東京・下関間を結ぶ広軌幹線鉄道の計画中に用いられた語。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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だんがん‐れっしゃダングヮン‥【弾丸列車】
- 〘 名詞 〙 ( 弾丸のように速度の非常に速い列車の意 ) 昭和一三年(一九三八)、東京~下関間を九時間で結ぶことを目標とする広軌幹線鉄道の計画が唱えられたときに用いられた語。
- [初出の実例]「戦前の何年頃からか、頻りに新聞に出だした弾丸列車の計画」(出典:第二阿房列車(1953)〈内田百
〉雷九州阿房列車)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の弾丸列車の言及
【鉄道】より
…それらの中で,日本やドイツでは,侵略戦争の支配地域を中心に,広大な地域にわたる鉄道網を構想した。日本政府が構想し,実行に移した東京~下関間の広軌新幹線(弾丸列車)計画は,関釜トンネルの掘削による東アジア交通体系の形成という構想に連なるものであった。日本政府には,さらに〈防共鉄道〉の名のもとに,ソ連の南側を通ってアジア大陸を横断し,ナチス・ドイツと結ぶ鉄道の建設計画が鉄道関係者から進言されていた。…
※「弾丸列車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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