弾正の忠(読み)だんじょうのじょう

精選版 日本国語大辞典 「弾正の忠」の意味・読み・例文・類語

だんじょう【弾正】 の 忠(じょう・ちゅう)

弾正台①の判官大忠一人(正六位上相当官)、少忠二人(正六位下相当官)の別がある。
儀式(872)六「弾正忠以下、出朱雀門西掖門
② 弾正台②の職員。明治二年(一八六九)五月官制で設置。大・少の別があり、各二人ずつであったが、同年七月官制で大・少・正・権各一人とし、大忠は勅任官、権大忠以下は奏任官とした。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android