彌次郎(読み)やじろう

精選版 日本国語大辞典 「彌次郎」の意味・読み・例文・類語

やじろうやジラウ【彌次郎】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 よく嘘(うそ)をつく者の称。→嘘つき彌次郎娑婆(しゃば)で見た彌次郎
    1. [初出の実例]「彌次郎が戸棚を出ると御慶也」(出典:雑俳・柳多留‐九四(1827))
  2. [ 2 ] ( 日本最初のキリシタン信者 ) ⇒アンジロウ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android