当推(読み)あてずい

精選版 日本国語大辞典 「当推」の意味・読み・例文・類語

あて‐ずい【当推】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 「あてずいりょう(当推量)」の略。
    1. [初出の実例]「南木は女、柊七は男と、遠目からの当(アテ)ずい」(出典浮世草子・けいせい洗髪(1703)一)
    2. 「お前もあんまり当(ア)て推(ズヰ)な人ぢゃあないか」(出典:歌舞伎処女評判善悪鏡白浪五人女)(1865)四幕)

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