遠目(読み)トオメ

デジタル大辞泉 「遠目」の意味・読み・例文・類語

とお‐め〔とほ‐〕【遠目/遠眼】

遠方までよく見える目。「―がきく」
遠くの方から見ること。また、遠くから見たようす。「―には見分けがつかない」「夜目―」
遠視。「―用の眼鏡」⇔近目
[類語]遠視

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遠目」の意味・読み・例文・類語

とお‐めとほ‥【遠目】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 遠方から見ること。距離をおいてながめること。遠くをながめること。また、そのながめ、状態遠望遠見
    1. [初出の実例]「大ひれや 小ひれの山は や 寄りてこそ 寄りてこそ 山は良らなれや 止保目(トホめ)はあれど」(出典東遊(10C後)片降)
  3. 遠方は見えるが近いところが普通の人よりよく見えない目。遠視。
  4. とおみ(遠見)
    1. [初出の実例]「遠目之者、帰来て〈略〉大勢押懸来由申ゆへ」(出典:矢島十二頭記(17C前か))

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