当無(読み)あてなし

精選版 日本国語大辞典 「当無」の意味・読み・例文・類語

あて‐なし【当無】

  1. 〘 名詞 〙
  2. めあてのないこと。一定目的のないこと。
    1. [初出の実例]「顔を外向(そむ)けて的(アテ)なしに見開き居る眼の」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉四七)
  3. 目的もなく遊び歩く者。
    1. [初出の実例]「私所のあてなしが、〈略〉俄にいぢると思ひしが、能々聞ばごけ狂ひ」(出典:浄瑠璃・傾城八花形(1703)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む