あて‐こみ【当込】
- 〘 名詞 〙
- ① あてにすること。期待すること。また、そのものや場所。
- [初出の実例]「おいらの茶断は少し当込(アテコ)みのあることだ」(出典:歌舞伎・怪談月笠森(笠森お仙)(1865)序幕)
- ② 人の受けをねらうこと。演劇などで、最近の事件や話題などをそれとなく取り入れて客受けをねらうこと。場当たり。
- [初出の実例]「人を模倣せず当込をなさず」(出典:俳諧反故籠(1897)〈正岡子規〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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