当込(読み)あてこみ

精選版 日本国語大辞典 「当込」の意味・読み・例文・類語

あて‐こみ【当込】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あてにすること。期待すること。また、そのものや場所
    1. [初出の実例]「おいらの茶断は少し当込(アテコ)みのあることだ」(出典:歌舞伎・怪談月笠森(笠森お仙)(1865)序幕)
  3. 人の受けをねらうこと。演劇などで、最近の事件話題などをそれとなく取り入れて客受けをねらうこと。場当たり。
    1. [初出の実例]「人を模倣せず当込をなさず」(出典:俳諧反故籠(1897)〈正岡子規〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む