当金(読み)トウキン

デジタル大辞泉 「当金」の意味・読み・例文・類語

とう‐きん〔タウ‐〕【当金】

その場で金を受け渡しすること。また、その金。即金。当銀
仰せ通り百両、いざお受け取り下さりませ」〈伎・上野初花

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「当金」の意味・読み・例文・類語

とう‐きんタウ‥【当金】

  1. 〘 名詞 〙 その場で受け渡しをする金。即金。当銀。
    1. [初出の実例]「当金(タウキン)半分償へば、妹はわしが連れて帰り」(出典歌舞伎八重霞曾我組糸(1823)三立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android