当風(読み)トウフウ

デジタル大辞泉 「当風」の意味・読み・例文・類語

とう‐ふう〔タウ‐〕【当風】

[名・形動ナリ]今の世に流行していること。また、そのさま。当世風。今風。
「白き帷子かたびらに黒き帯の結び目を―に味はやれども」〈浮・五人女・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「当風」の意味・読み・例文・類語

とう‐ふうタウ‥【当風】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 今の世に流行していること。また、そのさま。現代風。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「白き帷子に黒き帯のむすびめを当風(タウフウ)にあぢはやれども」(出典浮世草子好色五人女(1686)二)

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