形骸化(読み)ケイガイカ

デジタル大辞泉 「形骸化」の意味・読み・例文・類語

けいがい‐か〔‐クワ〕【形骸化】

[名](スル)実質的な意味を失い、形式だけが残ること。「規則形骸化する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「形骸化」の意味・読み・例文・類語

けいがい‐か‥クヮ【形骸化】

  1. 〘 名詞 〙 中身のない、形だけのものになること。
    1. [初出の実例]「今日の私小説といふ形式をもとめる精神の要求が、〈略〉在来の精神の形骸化と頽廃のうへに功利的にさへもとめられてゐる事情を」(出典:近代自我の日本的形成(1943)〈矢崎弾〉自我の発展における日本的性格)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む