彫刻石版(読み)チョウコクセキバン

デジタル大辞泉 「彫刻石版」の意味・読み・例文・類語

ちょうこく‐せきばん〔テウコク‐〕【彫刻石版】

磨いた石版面に硝酸ゴムを塗り、乾いたあと原図輪郭を置いて彫り取り、彫った線に亜麻仁あまにをしみこませて作った版。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「彫刻石版」の意味・読み・例文・類語

ちょうこく‐せきばんテウコク‥【彫刻石版】

  1. 〘 名詞 〙 石版の一種。といで平たくなめらかにした石版の表面にアラビアゴム液を塗り、乾かしてからその上に原図を置いて彫刻し、彫った線に亜麻仁油(あまにゆ)をしませて作った版。リトグラフ。〔新しき用語の泉(1921)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android