影戸村(読み)かげとむら

日本歴史地名大系 「影戸村」の解説

影戸村
かげとむら

[現在地名]庄内町東大津留ひがしおおつる 影戸

小挟間おばさま川右岸、瀬口せぐち村の北にある。江戸時代を通じて府内藩領で、奥郷橋爪組に属した(府内藩記録)正保郷帳に村名がみえ田高九八石余・畑高四三石余、阿南あなん庄に所属。日損所と注記される。旧高旧領取調帳では高一五六石余。旱魃に悩まされていたようで、宝永七年(一七一〇)「日焼所」で困った当村は、三町の新田開発と五〇町余の水掛りを見込んだ井路の普請を藩に願出ている(府内藩日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む