日本歴史地名大系 「影戸村」の解説 影戸村かげとむら 大分県:大分郡庄内町影戸村[現在地名]庄内町東大津留(ひがしおおつる) 影戸小挟間(おばさま)川右岸、瀬口(せぐち)村の北にある。江戸時代を通じて府内藩領で、奥郷橋爪組に属した(府内藩記録)。正保郷帳に村名がみえ田高九八石余・畑高四三石余、阿南(あなん)庄に所属。日損所と注記される。旧高旧領取調帳では高一五六石余。旱魃に悩まされていたようで、宝永七年(一七一〇)「日焼所」で困った当村は、三町の新田開発と五〇町余の水掛りを見込んだ井路の普請を藩に願出ている(府内藩日記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by