精選版 日本国語大辞典 「影身に添う」の意味・読み・例文・類語 かげみ【影身】 に=添(そ)う[=付(つ)く・付(つ)き添(そ)う] 影のように、身から離れず相伴うことをいう。影と添う。[初出の実例]「せんじゅくはんおんの、かけみにそふて、御たちあれば、そっとも、けむうはなかりけり」(出典:説経節・をくり(御物絵巻)(17C中)九)「王女(わんにょ)も既に撃れなんとせし時に、わらは影身(カゲミ)に憑(つき)て、討手の悪少年を鏖(みなごろし)にし」(出典:読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例