役儀取上(読み)やくぎとりあげ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「役儀取上」の意味・わかりやすい解説

役儀取上
やくぎとりあげ

江戸時代の刑名。所職を免じる名誉刑一種。役儀召放,役儀取放とも称し,村役人以上の公職を帯びる者に科せられた。『公事方御定書』によれば,「田畑永代売禁止令に違反した売買文書に加判した名主,不受不施派の信者を村においた名主,組頭などは,いずれもこの刑に処されること」になっている。また,幕臣にして,この刑を科された者も多く,この場合には寄合,あるいは小普請入りを命じられるのが通例であった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む