小普請入り(読み)コブシンイリ

デジタル大辞泉 「小普請入り」の意味・読み・例文・類語

こぶしん‐いり【小普請入り】

江戸時代、職務上の失態または疾病老衰などによって職を免ぜられた旗本御家人小普請支配に編入されること。

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精選版 日本国語大辞典 「小普請入り」の意味・読み・例文・類語

こぶしん‐いり【小普請入】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の旗本・御家人で、祿高三千石以下のものが、疾病、老衰、罪科などにより職を免ぜられ、小普請支配に編入されること。
    1. [初出の実例]「去れども役抜け、御番入、小普請入より混乱し」(出典:政談(1727頃)一)

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