デジタル大辞泉 「彼処ら」の意味・読み・例文・類語 あそこ‐ら【▽彼▽処ら】 [代]遠称の指示代名詞。「あそこ」よりもやや広い範囲の場所を漠然とさす。あすこら。あそこいら。「彼処らは最近開けてきた所だ」[類語]彼処あそこ・あすこ・あそこいら・あちら・あっち・彼方かなた 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「彼処ら」の意味・読み・例文・類語 あすこ‐ら【彼処ら】 〘 代名詞詞 〙 ( 「ら」は接尾語 ) 他称。話し手、聞き手両者から離れた大体の場所を指し示す(遠称)。あそこあたり。あそこら。あすこいら。[初出の実例]「アレアレ彼処(あすこ)らへも降たかして彼(あの)男が拾ってゐるから、何様(どん)なものだか往(いっ)て見よう」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例