あす
        
              
                        - 〘 助動詞 〙
 - [ 一 ] ( 助動詞「ます」の変化した語か ) 動詞の連用形に付いて、軽いていねいの心持を表わす。
- [初出の実例]「又きのふもお前のるすにひょこひょこときめして〈略〉ぶつくさいうて帰りあした」(出典:浄瑠璃・傾城二河白道(1705頃か)中)
 
 - [ 二 ] ( 「あります」または「ござります」の変化した語か ) 断定の助動詞の連用形「で」を受けて、軽いていねいの心持を表わす。
- [初出の実例]「時去り時来りけり家具の音〈丈雪〉 籟つくさせて御無用であす〈梅隴〉」(出典:俳諧・花月六百韻(1719)月)
 
 
                                                          
     
            
		
                      
                    アス
              
                        - 〘 名詞 〙 ( [オランダ語] as ) 石炭の燃えかす。石炭がら。
- [初出の実例]「炉橋(グレート)の炭滓(アス)を掻き起しながら」(出典:ガトフ・フセグダア(1928)〈岩藤雪夫〉一)
 
 
                                                          
     
            
		
                      
                    あ・す
              
                        - 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 (子を)産ませる。
- [初出の実例]「諸仏の国王、是の経の夫人と和合して、共に是の菩薩のみ子を生(アセマセ)り」(出典:山田本無量義経平安中期点(1000頃))
 
 
                                                          
     
    
        
    出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
	
    
  
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		世界大百科事典(旧版)内のあすの言及
    		
      【デナリウス貨】より
        
          
      …前3世紀末のポエニ戦争の頃に発行され始めた。当初1/72ポンド(約4.55g)の重量があり,10枚の青銅貨アスasの価値を有した。やがて共和政期を通じてデナリウス貨は徐々に重量を減らし,ついには3.89gまでになった。…
      
     
         ※「あす」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 
        
    出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
	
    
  
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