知恵蔵mini 「後の十三夜」の解説 後の十三夜 1年で2度目の十三夜。月の満ち欠けを基準とする旧暦は、現在用いられている太陽暦に比べて1年が短いため、ほぼ3年に1度、閏(うるう)月を入れて季節とのずれを調整している。旧暦の9月と10月の間に閏月が挿入される年には、旧暦9月13日を指す十三夜が2回訪れるため、二度目は「後の十三夜」と呼んで区別されている。非常に珍しい現象で、2014年11月5日に171年ぶりに出現し、注目を集めた。次に後の十三夜が訪れるのは95年後の2109年とされている。 (2014-11-7) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報