後作(読み)アトサク

デジタル大辞泉 「後作」の意味・読み・例文・類語

あと‐さく【後作】

作物を収穫した後の田畑に他の作物を栽培すること。また、その作物。⇔前作ぜんさく

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精選版 日本国語大辞典 「後作」の意味・読み・例文・類語

あと‐さく【後作】

〘名〙 ある作物を収穫したあとの田畑に栽培する作物。裏作

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改訂新版 世界大百科事典 「後作」の意味・わかりやすい解説

後作 (あとさく)

同じ畑にA,B,Cの作物を順次作付ける場合,BはAの,CはBの後作であり,AはBの,BはCの前作(ぜんさく)である。またMの畝間あるいは株間にNを間作する場合,Mが前作(あるいは上作)であり,Nが後作(下作)である。土壌からの養分供給や病虫害発生などについて,後作は良否両面で前作の影響を受け,また次の後作に影響を与える。作付け順序や間作における作物選択にあたっては,前・後作の競合関係は減らし,補合関係は利用できるようにする。
作付け
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「後作」の意味・わかりやすい解説

後作
あとさく

間作」のページをご覧ください。

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