前作(読み)ゼンサク

デジタル大辞泉 「前作」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐さく【前作】

その作品の前に作った作品。
同一地に2種以上の作物を前後して栽培するときの、前のほうの作物。まえさく。⇔後作あとさく

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精選版 日本国語大辞典 「前作」の意味・読み・例文・類語

ぜん‐さく【前作】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 前に作った作品。以前の制作。特に、ある作品の一つ前に作った作品。
    1. [初出の実例]「これも、だらだらと長いものであることは前作と同じであるが」(出典:苦笑風呂(1948)〈古川緑波〉文芸時評)
  3. 前人の制作。先人の作品。〔宋書‐徐爰伝〕
  4. 同一地に二種、ないしは前に栽培される以上の作物を前後して栽培する場合の、前の栽培作物をいう。後作(あとさく)に対していう。まえさく。

まえ‐さくまへ‥【前作】

  1. 〘 名詞 〙ぜんさく(前作)

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改訂新版 世界大百科事典 「前作」の意味・わかりやすい解説

前作 (ぜんさく)

同一耕地に作物を順次作付ける場合,特定の作付けの前に行われる作付けをいう。
後作(あとさく)

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