ごけ‐ぐるい‥ぐるひ【後家狂】
- 〘 名詞 〙
- ① 後家の色香に迷うこと。未亡人に夢中になって分別を失うこと。また、江戸時代、濡後家(ぬれごけ)と呼ばれた下等な遊女と遊ぶこと。
- [初出の実例]「其男身すぎをわきまへ、博奕後家(コケ)くるひもせず」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)二)
- ② 後家が男狂いをすること。
- [初出の実例]「夫返してたもるならばなんぼ嬉しからふよ。〈略〉後家狂(ゴケグル)ひせよ」(出典:浄瑠璃・平家女護島(1719)三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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