後家銭(読み)ごけぜに

精選版 日本国語大辞典 「後家銭」の意味・読み・例文・類語

ごけ‐ぜに【後家銭】

  1. 〘 名詞 〙 欠けた銭。二つに割れた銭の一方。欠け銭。
    1. [初出の実例]「半分欠て上(あげ)た所が、おまえの方にもしっくり継合(つぎやは)す欠銭(かけせん)もあるまいが、又わしが方にも後家銭(ゴケゼニ)はないはい」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android