デジタル大辞泉 「後期重爆撃期」の意味・読み・例文・類語 こうき‐じゅうばくげきき〔‐ヂユウバクゲキキ〕【後期重爆撃期】 太陽系の惑星形成後の約41億年前から38億年前頃に、火星・地球・金星・水星などの地球型惑星に小天体の落下が集中したと考えられる時期。このような期間があったと仮定すると、月面のクレーターの形成年代がある時期に集中していることや、地球上においてもこの時期以前の地殻がほぼ存在しないことが説明できるとされる。地質時代としては冥王代にあたり、小天体に含まれる氷により、海ができたと考えられる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例