精選版 日本国語大辞典 「後船」の意味・読み・例文・類語 あと‐ぶね【後船】 〘 名詞 〙 ( 「あとふね」とも )① 次に入港する船。また、次に出港する船。[初出の実例]「跡船に御米つみ、着岸たるへく候条」(出典:島津家文書‐二)② 江戸時代の劇場で、二階正面の観客席の後方をいう。引船(ひきふね)といわれる桟敷(さじき)の後方に位置する。[初出の実例]「先船壱貫後舟(アトブネ)五百なり」(出典:雑俳・柳筥(1783‐86)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例