従僧(読み)ズソウ

デジタル大辞泉 「従僧」の意味・読み・例文・類語

ず‐そう【従僧】

供をする僧。じゅうそう。
「説経し侍りける法師の―ばらの」〈拾遺・雑下・詞書〉

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精選版 日本国語大辞典 「従僧」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐そう【従僧】

  1. 〘 名詞 〙 高僧住職などに付き従う僧侶従者である僧。ずそう。
    1. [初出の実例]「右、先国師従僧清見可京師」(出典万葉集(8C後)一八・四〇七〇・左注)

ず‐そう【従僧】

  1. 〘 名詞 〙 供をする僧。じゅうそう。
    1. [初出の実例]「ある所にせ経し侍ける法師のすそうはらのゐて侍けるに」(出典:拾遺和歌集(1005‐07頃か)雑下・五三二・詞書)

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