得道具(読み)えどうぐ

精選版 日本国語大辞典 「得道具」の意味・読み・例文・類語

え‐どうぐ‥ダウグ【得道具】

  1. 〘 名詞 〙 取扱いを得意とする武器得具足(えぐそく)得物(えもの)。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「銀の釻(つく)打たる鉄の棒をひっさげ、是は源氏の大将鎮西八郎為朝が得道具」(出典浄瑠璃・孕常盤(1710頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android