御そく文字(読み)おそくもじ

精選版 日本国語大辞典 「御そく文字」の意味・読み・例文・類語

お‐そくもじ【御そく文字】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「そくもじ」は「息災(そくさい)」の後半を略し、「文字」を添えた女性語 ) 御元気。御無事。
    1. [初出の実例]「それまではずゐぶんずゐぶん御そくもじにて御暮し頼(たのみ)入り参せ候」(出典浮世草子御前義経記(1700)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む