御上手(読み)オジョウズ

デジタル大辞泉 「御上手」の意味・読み・例文・類語

お‐じょうず〔‐ジヤウズ〕【御上手】

[名・形動]
巧みなようすを敬ったり、また、丁寧にいったりする語。「絵がお上手ですね」
上手じょうず2」に同じ。「お上手を言う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御上手」の意味・読み・例文・類語

お‐じょうず‥ジャウズ【御上手】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 上手(じょうず)である状態を敬ったり、また「上手」を丁寧に言ったりする語。
    1. [初出の実例]「梅ちゃんは西洋のもお上手で在(いら)っしゃいますがネ、お琴が又た一きはで在っしゃるんですよ」(出典:火の柱(1904)〈木下尚江〉二一)
  3. 何事にもよく気がつき、口のうまいこと。また、そのようなことば、または、その人。
    1. [初出の実例]「この卿はとかくに御上手にて、いろいろの所までを撫順したまふ也」(出典:随筆・胆大小心録(1808)一〇九)

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