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上手 かみて

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

上手
かみて

舞台用語。客席から向かって中央から右側のこと。反対の左側を下手 (しもて) と呼ぶ。客席の方は上手側を東,下手側を西と呼ばれる歌舞伎から出た呼び名だが,他の演劇でも使われ,映画・テレビでもカメラから見て右側を上手,左側を下手と呼ぶ。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

うわ‐て〔うは‐〕【上手】

[名]
位置・方向が上のほう。うえ。特に、風上・川上などをいう。かみて。「風の上手にまわる」⇔下手(しもて)
相撲で、四つに組んで相手の差し手の上から相手のまわしを取ること。また、その手。「上手を引く」⇔下手(したて)
囲碁・将棋で、対局者のうち段位・力量のすぐれたほう。⇔下手(したて)
犬追物(いぬおうもの)で、自分の馬の前に立つ射手。
石帯(せきたい)の左の一端についている革帯。
[名・形動]
技能・学問・知識などが他よりすぐれていること。また、その人。「役者が一枚上手だ」「相手の上手を行く」
人を脅かすような態度をとること。また、そのさま。高飛車(たかびしゃ)。⇔下手(したて)
「この―な物言いが変に私を圧迫した」〈志賀暗夜行路

かみ‐て【上手】

上(かみ)の方。上座に近い方。「上手に座る」⇔下手(しもて)
川の上流の方。「上手の村」⇔下手(しもて)
舞台の、客席から見て右の方。⇔下手(しもて)

じょう‐ず〔ジヤウ‐〕【上手】

[名・形動]
物事のやり方が巧みで、手際のよいこと。また、そのさまやその人。「字を上手に書く」「テニスの上手な人」「時間の使い方が上手だ」「聞き上手」「三国一の舞いの上手」⇔下手(へた)
口先で人のごきげんをとるのがうまいこと。また、そのさまやその口先だけの言葉。おじょうず。「上手を言う」「まあ上手な人だこと」
[派生]じょうずさ[名]

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

うわて【上手】

( 名 )
相撲で、相手の差し手の上からまわしを取る組み手。また、その腕。 「 -をとる」
上の方。川上や風上をいう。かみて。 ↔ 下手しもて 「これから船で-へ出かけるから/安愚楽鍋 魯文
囲碁・将棋などで、棋力の優れた方の指し手。
石帯せきたいの左の端についている革帯。 「思ひきやわが身沈める石の帯の-に人をかけて見んとは/夫木 33
( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
学問・技能・性格などの程度が他の人よりまさっていること。また、その人。悪いことにもいう。 「実務では係長の方が課長より-だ」 「遅刻の数なら彼の方が-だ」
相手に対して、高圧的な態度をとること。高飛車に出ること。 ↔ 下手したて 「 -に出る」
[句項目]

かみて【上手】

川の上流の方。 「舟を-にまわす」
地勢的に高い方。
演劇において客席から舞台を見た時の右側のこと。撮影においては、カメラのファインダーから見て右側のこと。 「主役が-から現れる」
▽↔ 下手しもて

じょうず【上手】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
技術がすぐれている。手際がよいこと。また、その人やさま。 ↔ 下手へた 「字の-な人」 「もめ事を-にまとめる」 「聞き-」
言葉巧みなこと。お世辞。おじょうず。 「 -を言う」
囲碁・将棋で七段の位をもつ人。江戸時代から昭和初期までの用語。
[派生] -さ ( 名 )

じょうて【上手】

上手物じようてもの 」に同じ。

出典|三省堂
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