御供田(読み)ごくうでん

精選版 日本国語大辞典 「御供田」の意味・読み・例文・類語

ごくう‐でん【御供田】

  1. 〘 名詞 〙 御供料を収穫するための田地神仏にそなえる米をつくる田。
    1. [初出の実例]「この御田は当社二の宮の御供田にて御座候程に」(出典:大観本謡曲・淡路(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android