御出花(読み)おでばな

精選版 日本国語大辞典 「御出花」の意味・読み・例文・類語

お‐でばな【御出花】

〘名〙 (「お」は接頭語出鼻出端の意)
煎茶(せんちゃ)の入れたて。煮端(にばな)
② (「お茶」が「お茶を引く」に通じるのを忌み、また、線香すなわち花がよく出るようにと縁起を祝っていう花柳界の語) お茶。番茶関西では寄席芸人もいうが、花柳界では「お」を付けないでいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android