デジタル大辞泉 「出端」の意味・読み・例文・類語
で‐はな【出▽端】
1 (「出鼻」とも書く)出ようとしたとたん。また、出たとたん。「
2 (「出鼻」とも書く)物事のやりはじめ。また、やりはじめの勢いの盛んな時期。「事業の
3 ⇒
[類語](1)出掛け・出しな/(2)始め・最初・当初・初期・初頭・
で‐は【出端】
「跳ね返されて、―を失って、ごうと
2 《「でば」とも》外出する手段。交通の便。
「わざわざこんな―の悪い処へ引込んで」〈荷風・腕くらべ〉
3 能で、神・鬼・精・霊などの後ジテやツレが登場するときに用いる
4 歌舞伎で、主役などの登場。また、その際の所作や下座音楽。
5 舞踊的な芸能で、登場するとき、また、退場するときの舞踊・音楽など。出羽。⇔
6 《「でば」とも》ちょうど出るおり。出しな。出ばな。
「あれあれ、いま月の―ぢゃ」〈和泉流狂・吹取り〉
[類語]始め・最初・当初・初期・初頭・