出鼻(読み)デバナ

デジタル大辞泉 「出鼻」の意味・読み・例文・類語

で‐ばな【出鼻】

岬や山の端などの突き出た所。
出端ではな12

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出鼻」の意味・読み・例文・類語

で‐ばな【出鼻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山・岬(みさき)などの突き出たところ。
    1. [初出の実例]「岨道(そばみち)を登り切ると、山の出鼻の平な所へ出た」(出典草枕(1906)〈夏目漱石一二)
  3. でばな(出端)

でっ‐ぱな【出鼻】

  1. 〘 名詞 〙でばな(出鼻)
    1. [初出の実例]「とある雑木林の出っ鼻の落葉の上に風呂敷をしいて坐り込んで」(出典:写生紀行(1922)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android