出鼻(読み)デバナ

精選版 日本国語大辞典 「出鼻」の意味・読み・例文・類語

で‐ばな【出鼻】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 山・岬(みさき)などの突き出たところ。
    1. [初出の実例]「岨道(そばみち)を登り切ると、山の出鼻の平な所へ出た」(出典草枕(1906)〈夏目漱石一二)
  3. でばな(出端)

でっ‐ぱな【出鼻】

  1. 〘 名詞 〙でばな(出鼻)
    1. [初出の実例]「とある雑木林の出っ鼻の落葉の上に風呂敷をしいて坐り込んで」(出典:写生紀行(1922)〈寺田寅彦〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む