御国腹(読み)オクニバラ

デジタル大辞泉 「御国腹」の意味・読み・例文・類語

おくに‐ばら【御国腹】

国腹くにばら

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精選版 日本国語大辞典 「御国腹」の意味・読み・例文・類語

おくに‐ばら【御国腹】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代大名が在国中にもうけた子。参勤交代制で正妻は常時江戸にいたところから、妾腹の子。
    1. [初出の実例]「丹波(たんば)の国の一城主、由留木(ゆるぎ)殿のお湯殿子、しらべの姫はお国ばら」(出典浄瑠璃丹波与作待夜の小室節(1707頃)上)

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