精選版 日本国語大辞典 「御執」の意味・読み・例文・類語 み‐とらし【御執】 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語、「とらし」は、動詞「とる」に尊敬の助動詞「す」の付いた「とらす」の連用形から ) 貴人が手におとりになるもの。特に、その弓をいう。みたらし。[初出の実例]「やすみしし 我が大君の 朝には とり撫でたまひ 夕には い倚り立たしし 御執(みとらし)の 梓の弓の」(出典:万葉集(8C後)一・三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例