御太鼓結(読み)おたいこむすび

精選版 日本国語大辞典 「御太鼓結」の意味・読み・例文・類語

おたいこ‐むすび【御太鼓結】

  1. 〘 名詞 〙 女性の帯の結び方の一つ。かけを結び目の中にいれて、太鼓の胴のように丸く結んだもの。文化一四年(一八一七)江戸亀戸天神の太鼓橋再建にちなんで「路考結(ろこうむすび)」を改称したもの。おたいこ。
    1. 御太鼓結〈日用百科全書〉
      御太鼓結〈日用百科全書〉
    2. [初出の実例]「女帯をお太鼓結びにしてしゃなりしゃなりとねる」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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