デジタル大辞泉 「御帳に付く」の意味・読み・例文・類語 御帳おちょうに付つ・く 罪を犯したり、親から勘当されたりして、御帳にその名前が記される。「主人を倒し、親の家を質に書きこみ、つひには―・いて所をはらはれ」〈吉原すずめ・上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「御帳に付く」の意味・読み・例文・類語 おちょう【御帳】 に 付(つ)く ① 帳簿に氏名などを記録する。[初出の実例]「権右衛門殿取次にて御帳に付」(出典:土岐累代記(1615)大桑落城之事)② 特に、悪事をはたらいたり、親から勘当されたりして、公の帳簿に、その名が記載される。[初出の実例]「主人をたをし、〈略〉ついには御帳に付て、所をはらはれ」(出典:評判記・吉原すずめ(1667)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例