御幘の冠(読み)オサクノカムリ

デジタル大辞泉 「御幘の冠」の意味・読み・例文・類語

おさく‐の‐かむり【×幘の冠】

天皇神事の際に用いる冠。無文の冠で、巾子こじえいをかぶせて、白の絹でくくって結び下げたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 エイ

精選版 日本国語大辞典 「御幘の冠」の意味・読み・例文・類語

おさく【御幘】 の 冠(かむり)

  1. 御幘の冠
    御幘の冠
  2. 天皇が神事の時に用いる黒の生絹の冠に御幘と呼ぶ白の平絹で纓(えい)巾子(こじ)ぐるみ括って結び下げたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android