御当家末書(読み)ごとうけすえがき

日本歴史地名大系 「御当家末書」の解説

御当家末書
ごとうけすえがき

一五冊

写本 豊津高校小笠原文庫

解説 小倉藩小笠原氏編纂した記録。第一・第二巻から第一五巻までの一四冊と余編一冊からなる。以前から小倉藩が収集・調査していたものを、小倉藩士進五左衛門綱房が享和二年から文化二年にかけて編纂。ただし余編の編纂時期は不明。小笠原氏の生活、藩主とその一族にかかわること、幕府との関係、さらに領内各地の動向も記述されている。

活字本福岡県史」近世史料編・御当家末書(下)(上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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