御徒・御徒士(読み)おかち

精選版 日本国語大辞典 「御徒・御徒士」の意味・読み・例文・類語

お‐かち【御徒・御徒士】

〘名〙 (「お」は接頭語) 江戸時代将軍または大名行列先頭に立ち、通路警戒をし、ふだんは城内番所に詰めて警備に当たった侍。また、その役。御徒衆。かち。
※雑俳・卯の花かつら(1711)「唐人にお歩行の羽織着せて見る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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