御所水引(読み)ごしょみずひき

精選版 日本国語大辞典 「御所水引」の意味・読み・例文・類語

ごしょ‐みずひき ‥みづひき【御所水引】

〘名〙
① (初め御所で用いられたところから) 吉事に用いる紅と白に染め分けた水引
※俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第九「南楼月影うすきむかし箔〈益翁〉 御所水引や滝の糸なみ〈素敬〉」
タデ科の植物ミズヒキの品種花柱紅白の花が混ざってつくもの。〔俳諧・清鉋(1745頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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