御払(読み)おはらい

精選版 日本国語大辞典 「御払」の意味・読み・例文・類語

お‐はらい‥はらひ【御払】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 不用の物などを売って処分すること。また、その物。
  3. 物の代価を支払うこと。また、その金銭。多く女性が用いる。
    1. [初出の実例]「御払がずっかずっかととどこほり」(出典:雑俳・柳多留‐一〇(1775))
  4. 罪人などを追放すること。また、その刑。
    1. [初出の実例]「団七が咎(とが)を赦(ゆる)し、明日当所をお払ひ、有難う存ぜよ」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む