御比(読み)おびん

精選版 日本国語大辞典 「御比」の意味・読み・例文・類語

お‐びん【御比】

〘名〙 (「お」は接頭語。「びん」は「びくに(比丘尼)」を略して「ん」を添えたもの) 親しみをこめて尼(あま)を呼ぶ語。尼さん。また、歌比丘尼などをもいう。
※虎清本狂言・泣尼(室町末‐近世初)「おびんおりゃるか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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