御狩(読み)みかり

精選版 日本国語大辞典 「御狩」の意味・読み・例文・類語

み‐かり【御狩】

〘名〙 (「み」は接頭語)
天皇皇子などの狩することを敬っていう語。
万葉(8C後)三・二三九「高光る 吾が日の皇子の 馬並めて 三獦(みかり)立たせる わかごもを 獦路(かりぢ)小野に」
② 狩の美称
※経信集(1097頃)「みかりする垣のねずりの衣手に乱れもどろにしめるわが恋」

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