御稚児成(読み)おちごなり

精選版 日本国語大辞典 「御稚児成」の意味・読み・例文・類語

おちご‐なり【御稚児成】

  1. 〘 名詞 〙 祭礼などのとき、御稚児が行列して練り歩くこと。稚児行道(ちごぎょうどう)
    1. [初出の実例]「清水寺(せいすいじ)には、おちごなりとやら、かしきなりとやらがあるといふが、そなたはのぞみはおぢゃらぬか」(出典狂言記酢薑(1660))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android