御茶を挽く(読み)オチャヲヒク

デジタル大辞泉 「御茶を挽く」の意味・読み・例文・類語

御茶おちゃ・く

遊女が、客のないときに茶臼ちゃうすで葉茶をひく仕事をさせられたところから》芸者・遊女などが客がなく暇でいる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御茶を挽く」の意味・読み・例文・類語

おちゃ【御茶】 を 挽(ひ)

  1. 芸妓娼妓などがお客がなくて暇なことにいう。
    1. [初出の実例]「下駄はいてうすをいただき、お茶をひかしゃれぬまじないといふ」(出典:浮世草子・好色二代男(1684)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む